曲り城

別名− 付近住所 三田市藍本 現在 稲荷神社
2004/4/29 案内板アリ


堀相模守

堀相模守の居館跡
むかしこのあたりの領主だった堀相模守は領民から慕われていたが、死を目前にした時、「自分の死後全ての財産を自分とともに墓に埋め、もし災害がおきて皆が苦しむことがあったら、墓を掘り返し村を救え」、と言い残して死んだ。
人々は遺言を守って遺骸とともに財宝を埋めた。後に墓を掘り返そうとしたものはいずれもひどい目にあったそうだ。村人は、印に植えたベロ(アシビ)の木の下に眠る相模守が村を守ってくれるとして「守りの塚」と呼んで子々孫々に伝えたという。その「守りの塚」は武庫川対岸の小高い林のなかにある。

稲荷神社